東京で③東京で婚活の同士を得た
全てにおいて順調そうに見えるフミヨちゃんだったが、実は意外とそうでもないらしい。
フミヨちゃんは仕事にも復帰してバリっと稼いでいたのだが、どうも自分には合わないと以前から感じていた為、新たな資格を取って転職をした。
しかしこれまた自分には合わないと感じ…という事を繰り返し、結局キャリアもお金もたまらない、(他人から見れば飽きっぽい)器用貧乏となってしまったのだ。
どうして最初の仕事を続けていないのかと、何も出来ない私はただ
「もったいないもったいない(;´Д`)」
と、モヤモヤするばかりだ(-_-;)
そんなフミヨちゃんは意外な事を言った。
「私、結婚したいんだよね。」
ええっ!
フミヨちゃん、もう結婚はしないってあの時言ってたじゃん(;゚∀゚)=3?
「このまま自由に生きていくためには結婚する必要があるのよ。」
おお~っ(;´Д`)
因みに彼氏は?
「今付き合ってる人、結婚できる気配がないんだ~。」
フミヨちゃんの彼は年下で、まだ30歳になったばかり。
飲食店を経営していて、今は仕事に夢中なので、フミヨちゃんが見る限り結婚のことなどこれっぽっちも考えていないというのだ。
種類は違うけど、パートナーとの(結婚という)未来が見えないという意味では私も同じだった。
身につまされる(~_~;)
フミヨちゃんはかる~い感じで言った。
「だから婚活パーティーにでも行ってみようかと思ってるところ。」
な、ななななんですって~~~~~っ(;゚∀゚)=3ハァハァ!!
私はすかさず言った。
「お願い、私も連れて行って!!」
フミヨちゃんは驚いていたが、私の事情を聞いて理解してくれた。
「まあ、東京の人も結局地方出身者の集まりだもんね。ウチの親も両方関東出身じゃ無いよ。」
フミヨちゃんという強い味方を得たことで私は自信を得た。
今回の出張で私は夫を獲得する!