Kさん139友達を評価するオトコ
Kさんにフミヨちゃんとも会う約束をしている事を告げるとまた不愉快な事を言い始めた。
フミヨちゃんはKさんも会っている。
『〇〇ちゃんってどうなのかな、彼女と一緒にいることはとてもマリコちゃんにとってプラスになるとは思えない。』
Kさんは私の交友関係に口を出すタイプだ。
いつもの事なのであまり気にしないようにしようと思っているのだが、友人の悪口を言う人に良い感情は抱けない(-_-;)
あの日、Kさんはフリータイムで私の次に、私と一緒に参加していたフミヨちゃんの前に座った。
私とフミヨちゃんが遅れて参加したことで私たちは友達(連れ)だとわかっているはずなので、なんとも言えない複雑な気持ちだった事を思い出した。
するとKさんもそのことを覚えていたようで
「あの時マリコちゃんのすぐ後に〇ちゃんにアピールしたんだよ。自分はどれだけマリコちゃんを気に入っているか、運命を感じたか、ってね。」
(゚Д゚;)
えっと...
それ、あの…婚活パーティーでやるの、マナー違反じゃない?
友達は私のために参加しているのではなく、自分の出会いの為に参加したのだ。
Kさんは友達の出会いのチャンスを一つ潰したということをわかっているのだろうか。
それなのに友人はそんなKさんを、誠実そうな人だと言って勧めてくれた。
Kさんの一生懸命なアピールの態度を見れば、そう感じるかもしれない。
Kさんは更に耳を疑うようなことを言った。
『〇ちゃんって“こけし”みたいな顔してるよね。』
“こけし”みたいと言った様子は明らかな嘲笑が込められていた。
〇ちゃんは色白の細面で、うりざね顔。芸能人で言うなら黒木華さんのような和風の美人だ。
一般的な評価はどう考えても私より美人の部類だ。
自分の好みでないからと言って、彼女のルックスについてどうこう言うKさんに不快感しかなかった。
…が、だからと言ってすぐに別れるなどという結論には至らないのだが(-_-;)
こんな私こそ友達に失礼なのだろうか。