Kさん155パワーバランスはいつ決まった?
フミヨちゃんは時間通りにやって来た。
前回は私が(普通の人ならありえないようなミスをおかして)遅刻したが、今日は無事に待ち合わせ場所に到着する事ができている^^
フミヨちゃんが
「この辺りのお店知らないから食べログで検索したんだけど、ここどうかな?」
と、お魚が新鮮で美味しいという口コミのお店に連れて行ってくれることになった。
私の為に調べてくれたなんて、なんて優しいんだろう✨
いやいや、最近Kさんの冷酷さに慣れてきていたからか、だんだんアレが普通に感じていたが、どう考えてもコレが普通の大人の付き合い方だ:-)
フミヨちゃん、あなたが旅行で私の地元を訪れるなら、全力でおもてなしさせていただくからね!!
と心に誓ったりして。
で、そのお店というのがとても大衆的な居酒屋だが、お店の人も感じがよく、おススメ料理を勧められるがままに頼んで食べた。
そして、それの全てが美味しかった。
ううっ、幸せ(´;ω;`)ウッ…
変なタイミングだが、やはり自分でお金を払って好きなモノを食べるって、大切な事だと改めて思った。
食べながら、話は当然Kさんの事になるわけで、かなり愚痴めいてしまったかもしれない。
これは「そんなに不満があるなら別れれば良いじゃん」バターンだな😅とおもったのだが、フミヨちゃんは
「へ~、なんだ、でもそれって、マリコちゃん次第でどうとでもなるんじゃない?」
と、たいしたことではないとでもいうように、私の周りの誰も言わない事を言うので驚いたのだ(o゚Д゚ノ)ノ
フミヨちゃんは続ける。
「私の元カレもそんな感じだったからわかるけど、怒鳴る人に怒鳴り返したり…は、マリコちゃんはしないと思うけど、逆に萎縮したりする姿、見せないようにしないと、パワーバランスがそこで決まっちゃうでしょ?」
ぱ、パワーバランス…。
私達の関係性を表すにはすごくわかりやすい言葉ではないか(゚Д゚;)
更にフミヨちゃんは続ける。