高収入さん㊿譲歩しても結婚したい
予告された20時を少し過ぎて高収入さんがやってきた。
私はいかにも働いてきたように、ブラウスとスカートの上にエプロンを着て出迎えた(゜∀゜)
高収入さんはあまり表情が無いのだが、相変わらずで
「ひさしぶりだね」
と一言。
私は嬉しいので我慢できずニコニコして
「お疲れ様でした。
お腹空いてますか( ´∀`)?」
などと言ってしまった。
高収入さんは素直に
「かなり」
とこれまた一言(;´Д`)
「じゃあすぐに食事にするので、どうぞ手を洗って座って下さい。」
と促すと、高収入さんは洗面台に向かって手を洗ってソファに座った。
やった!今回は素直に洗ってくれた(゜∀゜)
「本当に簡単なもので恥ずかしいんですが…(*´∀`)」
と準備万端だったクセに謙遜しつつ...。
実は結構自信のあるトマトソースにサラダチキンを加えてみたら、なんだかとっても美味しいパスタになったのだ!!
本当は生バジルにしようかと思ったが、あまりに用意していた感じを出すのはどうなの?と悩み、乾燥パセリを散らしてみたが、なかなかいい感じだ(゚∀゚)
サラダなんてサラダ用の生野菜パックをコンビニで買ってきて盛り付けただけだし、スープはしめじを入れてコンソメを溶いただけ( ̄∇ ̄;)
かなりの手抜きだが、時間がないと言っておきなが手の混んだものを作るのはおかしいよね。
(言い訳?)
で
高収入さんは食べ始めても何も言わない。
評価が気になってドキドキしている私は
「味、大丈夫ですか^_^;?」
と訪ねてみたが
「うん、美味しいよ。」
と、それほど美味しそうでもない返事が返ってきた(-_-;)
もし結婚したら、毎日こんな感じでほぼ無表情に食べるのだろうか(;゚д゚)
不味いとも言わないなら良しとするべきなのか(・_・;)?
…なんて、この態度の悪さをどうにか都合よく解釈しようとしてみたりして。
こんなに譲歩するなんて、私は本当に崖っぷちなんだなぁ(-_-;)
とシミジミ思う。