初のお見合いパーティー⑤(ほぼ)この人に決~めたっ!
次の男性は、上質そうなジャケットを着ていた。
目が大きく彫りが深いのだが、決してイケメンとかではない、良く言えば
主役ではないのがポイント^_^;
プロフィールカードを交換すると、31歳、仕事内容は「裁判所勤務」と書かれていた。
うわ~~っ!
裁判所とかカッコよくない( ´∀`)?
未知の職場なのでワクワクした。
4歳も年下だけどしっかりしてそうだし、この人と仲良くなりたい!
知らない世界、楽しそう♪
名前は裁判くんに決めた。
地獄から解放されたということもあるが、急にやる気が湧いてきた。
「裁判所でどんな仕事をなさっているんですか?」
「あ、…ちょっと詳しくは言えないんです。」
と、申し訳なさそうに言った。
あ、そうなのね(゚A゚;)
まあそういう事もあるわよね。
キョドオさんと違い丁寧な対応に、全く嫌な気はしなかった。
コミュニケーション能力が極端に低い、かわいそうなキョドオさん。
今までどうやって生きてきたのだろう。
なぜか気になるキョドオさん(¯―¯٥)
「カフェはどんなところに行かれますか?」
え?
カフェって…ああ。
『デートで行きたい場所』という欄に、特に何も思いつかなかった為、カフェめぐりと書いておいたのを見て言っているのだ。
苦し紛れに書いたのに(゚A゚;)ゴクリ
まさかそこに食いつくと思わなかった(*_*;
「どこでも良いんですが、テラス席が好きです。
この辺りだと、◯◯通りに◯って言う建物があって~」
と、最近仕事相手からの指定で打ち合わせに使った、かなりコジャレたカフェの事を話すと
「え、あそこにそんなカフェがあるんですか?ボクも行ってみたいなぁ。」
「雰囲気がいいし、デザートも充実していますよ^^」
「良かったらご一緒に…」
(*゚∀゚)えっ
なに?もう一度(;・∀・)!
盛り上がりかけたところで交替の時間となった。
ちょっ…(;´Д`)
よし、フリータイムはこの人に狙いを定めよう。
あ!
交代して気付いたけど、年収欄を見るの忘れたよΣ(´∀`;)