無職さん⑨田舎者の価値観
無職さんが私の車の隣に車を停め、私に会釈した。
ちゃんと笑顔で。
こんなにちゃんとした感じなのに、私はガッカリしている。
だって無職さん、私が(勝手に)想像した細マッチョではなくて、どちらかというと
細身…華奢?
なんだもん。
そしてその車、ワゴンタイプだとなぜ思い込んだのか、あの頃の自分を責めても遅いが、全体を見たわけではないがすぐにわかった。
軽 🚙
だね(;’∀’)
いや、ここは誤解しないでいただきたいのだが、軽が嫌なのではなく、自分が勝手に妄想したワゴンタイプの車ではなかったからガッカリしているのだ。
なんてね…ウソだ(;´Д`)
私にはわかっている。
田舎では車は単なる移動手段ではなく、一種のステータスだ。
田舎に住んでいて、36歳、独身で、車が…軽。
それはおそらく実収入を如実に反映している…多くの場合。
無職さんの収入は事実0円なので軽でも不思議ではないのに
無職だとわかっていて紹介してもらったのに
実際に金銭的余裕がなさそうなアイテムを見せられた途端にガッカリしてしまった(;´Д`)
それが仮に「車なんて動けばいい。」という考えのもとで選んだのだとしても。
所詮私は田舎者の価値観なのだ。