Kさん202私が決めたの?
男性であれば仕事関係者すら車に乗せるなというKさん。
一方Kさんと別れたいがために、その命令()に反抗しようとする私。
『もしマリコちゃんが誰でも車に乗せるような軽いタイプなら、ちょっと考えるところがあるよ。
それからね、オトコからしたら、車に簡単に乗せるって事は、こっちに気があるって思って、何かされても文句を言えないよ。』
は、はい(*_*;????
『それにね、車に他人を乗せるリスク、わかってる?
もし他人を車に乗せて事故でも起こしてみろよ。
マリコちゃんは生き残って、相手は死んだら?
マリコちゃんだけじゃない、家族は一生その人の為に人生を奪われるんだ。』
はあ…。
確かにそういう事もあるよね(;´Д`)
何?上級国民の話でも例に出すつもり?
でもさ、飛躍しすぎじゃない?
『オレの周りにいるよ、親父さんが事故起こして、高校中退したヤツが。』
Kさんのウソにも慣れているため、この例が事実かどうかは眉唾だが、確かに私の中学時代の同級生にいたのだ。
父親が交通事故を起こして、相手を植物状態にしてしまったために、一家離散となったという人が。
あの時はただお互いかわいそうだと思っただけだったが、車に乗っている限り、それが自分の身に降りかからないとも限らないのだ。
Kさん、良いところ突いてくるね。
しかも彼氏でも家族でもない男の人と一緒に車に乗っていて、事故で死んだなんて、変な噂が立つだけだ。
決してKさんの脅迫(?)に屈したわけではなかったが、老若男女問わず、あまり他人を車に乗せるものではないと思ったりし。
Kさんは相変わらず私の事を責め続けているので、電話を置いてみた。
電話を置いても大きな声が聴こえるってすごいよね(;´Д`)
『で、どうするつもり?』
私は思考力がなくなり
『うん、そうだね、乗せないようにするね。』
と答えていた。
Kさんの答えは
『そうだね、そう決めたマリコちゃんが正しいよ。』
確かに最終的には私が決めたけど…モヤモヤ(;´Д`)