Kさん182(東京の)記念にしたこと
駅まで送ってもらい、改札に入ろうと思ったが、なんとなく気が変わって、外を歩いてみる事にした。
都会で働く人々がみんなかっこよくオシャレで知的に見えるので、もっと見ていたくなったのだ。
私もKさんと結婚して東京に引っ越したら、この中に入って働くことはできるだろうか。
…無理だな(;・∀・)
さて、確かにこのキャリーは邪魔になるが、もう帰るだけなので、ロッカーにわざわざ預ける気にはなれない。
ガラガラと響かせながら歩いていると、この時間は私のような旅行者だらけだ。
人混みでは確かに邪魔だ(;・∀・)
歩いていると、地元では見たことのない感じのオシャレなカフェがいくつもあるではないか。
一番目に付いたお店が、テラス席でもモーニングを食べられるとあったので、(東京の)記念に入ることにした。
あーなんか私も都会の人っぽいよね(*´▽`*)
と、ガラガラ引っ張っていることを忘れそうになっていた。
セットメニューから注文をして落ち着き、スマホを取り出すとすぐにラインが鳴った。
あーもうKさんから束縛されるのか(;´д`)
と思ったら、男性Aだった。
きゃ(*´▽`*)
これは浮気ではないと思っているので、Kさんに言われた通り、浮気するつもりはないが
「ときめく事は自分にゆるしてあげよう。」
と都合よく解釈する私。
男性Aのメッセージは
『今日帰るんだよね。気を付けて。』
たったそれだけだったが、いわゆる幸せホルモンが出ているのが感じられるほどニヤニヤしていた(・∀・)ニヤニヤ
『ありがとう。元気でね。』
と返信すると
『またすぐに来てよ。』
とすぐに返って来た。
や~~~~~~~ん(;´∀`)
ダメダメ、東京には来るけど、もう連絡しないから!
これ以上未来の無い相手と遊んでいる暇はないんだからね(;・∀・)
と言い聞かせる36歳なのであった。
『来ても連絡しないよ~』
と返信した。
男性Aも、きっと私が自分の思い通りに動かないから楽しいというか、狩猟本能を満足させているにすぎないのだろうと察してしまう年の功。
この出会いも(東京の)記念という事で。