コレを嫉妬というのでしょうか。~ “あらゆる“嫉妬と戦いながら婚活するオンナのブログ 

友人()に彼氏が出来たことで嫉妬の炎が燃え上がり、結婚を決意したオンナのブログ

自転車さん⑩本当に同じ人?

 自転車さんと待ち合わせたのはファッションビルの一階にあるコーヒーショップだった。

私の仕事が終わる時間が少し早いので、お店が開くまでお茶でもしようと提案したところ、自転車さんは先に入って待っていた。

マリコさんコッチです^^」

あらあら(;´∀`)???

記憶の中で多少の美化が入っていたようで、奥のテーブル席から私の名前を呼んだのは、頭の中の自転車さんではなかった。

しかし残念ながら自転車さんで間違いなかったので、こちらも軽く会釈して、コーヒーを注文してから向かった。

目の前に来てもスーツからの落差があってがっかりしてしまったため、ちょっと微妙なニュアンスを入れて言ってみた。

「お久しぶりです。この前と全然雰囲気が違うからわかりませんでした…。」

すると自転車さんは照れたように笑って言った。

「普段着で来たからわかりにくかったよね^^」

前回スーツだった自転車さんの普段着。

普段着…これはクセモノだ(-_-;)

センスに自信のない人々にとっては大きな危険を孕んでいる。

きっと自転車さんもそのタイプだろう。

上は濃い緑とグレーのボーダー柄トレーナー、下はストレートのデニム…と言ってもなんだか形も色もちょっと懐かしい感じのデザインだ。

私は決してオシャレ上級者ではないし、今でこそ少しはマシになった(と思う)が、中高生の頃は休日に友達と遊びに行くなどと言っても着ていくものがなかった。

そんな私は男性の装いにそれほど興味があるわけでもなく、むしろあまりオシャレだと気後れするので、男性はコレくらいがちょうどいい(私に釣り合う)と思っている。

ただ一つ気になるのが、イスの背にかけられたスタジャンと思しき上着だ。

えんじ色で腕に線が二本。

私はこの手のスタジャンを、大学時代に大量に見た記憶がある。

 

 
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