自転車さん⑬お店の予約をしない人は仕事が出来ないような気がするという持論
自転車さんが自分の飲み物を飲み干したところで言った。
「そろそろお店開きますね。
週末だと開店と同時にお店が埋まるくらい人気なのでもう行きましょう!」
え、私まだコーヒー飲んでるんだけど(;´∀`)
穏やかで性格も悪く無さそうだが、自分のペースだけで相手(私)の状況などには無頓着のようだ。
慌てて飲みながらも時間を稼ごうとしたのかもしれない。
素朴な疑問が口をついて出た。
「予約はしてないんですか?」
自転車さんは何か問題でも?とでも言いたげに答えた。
「あ~予約かあ。そういうのってしたこと無いなぁ。あの店出来るのかなぁ。」
ああそうか、そういう感じの人ね…。
昨日ホームページを見て
『予約はこちらから』
というボタンがあることは確認済みだ。
私の持論だが
飲食店の予約は仕事の出来不出来にも通じる
と思っている。
もしお店がいっぱいで、これからお店を探すことになったらどうするのだろう。
素朴でのんびりなことは彼のいいところだが、職場ではちゃんとやっているのだろうか?
と老婆心ながら心配になってしまうではないか。
コレが未来のオットだとすると、収入に諸に響いてくるのだから。
私が慌てて飲み干しているのを目の前で見ていても特に気にならないようで、椅子にかけていたスタジャン的な上着を羽織り、大きな荷物をどっこいしょという感じに持ち上げて、私より先に席を立った自転車さん。
その背中を見て、引き過ぎてめまいがした(@_@;)