Kさん106眠らせてくれない
翌朝6時にKさんから電話があった。
『おはよう。よく眠れた？』
今日は午後から仕事なのでゆっくり眠っていよう思っていたのに、Kさんは許してくれなかった。
私が眠そうにしているのを感じて
『おいおい大丈夫かよ。いったいいつまで寝ているんだ。
一緒に暮らした時が心配だな。』
とまだ来ない未来について語り始めた。
今の生活は不規則なのでちょっと想像できないが、そういう生活を始めたら順応出来るのではないかと思っている。
だって世の中の母親たちって朝早くに起きてお弁当作ったりしているわけだし。
ただ、今の生活はそういう生活ではないのだ。
なんたってベッドの中からＺＩＰでポンに参加してゆっくり目覚めるのが常なのだから(-_-;)
あ、眠ったことですっかり忘れていたけど、ここで私の疑問をぶつけておこう。
『そういえば、地震ってどこで言っていたの？』
Ｋさんは
『地震があったとどこで言っていたか？だって？そんなのはテレビで言っていたんだよ。』
と反芻返しして来た。
むしろなんでそんな事を聞くのかと言う感じだ。
『そうなんだね、ウチは何ともなってなかったから、震度が低かったのかと思って調べたんだけど、地震の情報そのものが出てこなかったから…。』
私の話を遮るように
『地震はあったよ。どんな調べ方をしたのかわからないけど、そうやって眠っている間にもまた余震があるかもしれない。
過去の地震を調べるより、これから起きるかもしれない災害にもっと目を向けた方がいい。まず何を準備するべきか、ボクが言った事を覚えてる？』
と、昨日の会話の記憶を辿るように指示されてしまった(;´Д｀)
嗚呼、藪蛇とはこのこと。
Ｋさん、理由はわからないけど、きっと地震があったって嘘ついたんだろうな。
コレを虚言癖と言うのかどうかはわからないが、どんどん違う話にずらしていく所がとても怪しい。
