Kさん105虚言癖疑惑再び
電話を繋いだまま部屋のチャイムを鳴らすよう指示したKさん。
私の部屋に男性がいるかを確かめる為？という疑いもないではなかったが(嘘、そうとしか考えられなくなっていたが)、きっと安全の為に電話を繋いだまま、駐車場から扉を開けるまで守ってくれたんだと思う事にして(-_-;)
それはそうと部屋に入ったらすぐに靴下を脱いだり、手足を洗ったりしたいので、玄関に足止め状態だ。
『じゃあ電話につきあってくれてありがとう。』
と切ろうとすると
『そうだ、こっちは忙しいんだ。まだこれから仕事の続きだよ。』
とため息をついた。
だからさ、私が電話してくださいってお願いしたわけじゃないからね(;´Д｀)
ため息をつきたいのは私の方だ。
Kさんは切り際にまた言った。
『じゃあね、浮気するなよ。』
私は
『ははは…』
と苦笑いするしかななった。
電話を切って、ゆっくりとバスタブに浸かろうとお湯を張っている間に荷物を片付けていると、すっかり忘れていたことをふいに思い出した。
そうだ、地震があったんだ。
この辺りの震度はどれくらいだったんだろう。
Kさんが慌てて連絡してくるほどだから、かなりの大きさだったのかもしれない。
テレビをつけてみたが…
そんなニュースはやっていない。
あれ？
地震、小さかったのかな(;・∀・)？
と思い、ネットで検索してみた。
日付と私の地域、地震というワードを入れてみた。
だが
この日、そんな自然現象はなかったようだ。
いったいKさんは
どこから得た情報だったのだろう。
なぜそんなことを言ったのだろう。
以前Ｋさんに感じた”虚言癖では？“という思いがむくむくと湧き上がって来た。
いや、ただ地震が直近の事過ぎて、ネットに反映されていないだけかもしれないではないか。
そうだ、明日Ｋさんに聞いてみよう。
そう思い、この日は眠りにつくことにした。
