Kさん㉗恐怖のデザート
美しいリゾートホテルの一室で、ブサイクなオジサンと、そのに人抱きしめられる、人の事言えないルックスのオバサンが二人きり。
部屋の中で何が行われていたかの詳細など知りたくもないだろう。
私もさすがに知らせたくない。
とりあえずチューだけはしたと書いておく。
Kさんからソファーセットに案内されると、そこにはウェルカムドリンクの冷えたスパーリングワインが置かれていた。
しかもまさかのモエだ!(*°∀°)=3
うっわ~~~~っ!
念の為コレね(^_^;)
↓
セレブ友達の結婚披露宴で一度飲んだっきりだよ!
「注いであげるよ。ボクはお酒飲めないからね。」
とボトルを持つKさん。
そうだ!Kさんはアルコールが苦手だった!!
やった~~~~っ!
こんなミニサイズ、二人で飲んだらすぐに無くなっちゃうもんね( ´∀`)
どう見ても一人分だよ。
その横には小さなお菓子やフルーツが少しずつお皿に盛られてある。
ん?
コレは?
名前はわからないのだが、ルームサービスの時に被せられてあるシルバーの蓋みたいなのわかる?
なんていう名前だろう。
「コレなんだろう?」
と私が言うと、Kさんが
「開けてごらん。」
と言った。
イヤな予感がした(-_-;)
しかし気づいてしまったからには開けないわけには行かないだろう。
しかも自分から疑問を呈したのだ。
少し頬が引きつっていたかもしれないが、ニコニコしながら
「え~なんだろう~(゜∀゜;)」
と開いてみると、そこには白い小さなケーキがデコレーションされて置かれていた。
お皿の縁には何やらチョコレートでメッセージが書かれており…(-_-;)