Kさん⑪仲間の交通事故２家族に連絡は？
Kさんのお仲間が事故にあったという連絡を受け、もちろん心配はしたが、その人と直接面識があるわけではないし、名前も顔も知らないので、四六時中考えているというものではなかった。
それなのにKさんは
『祈っててくれてありがとう。』
などと感謝の意を表すではないか。
ちょっぴり罪悪感(；´Д｀)
『よかった、ホッと胸を撫で下ろしているところです。』
などと思っても無い事を送ってみると、すぐに電話がかかってきた。
あ、また自分の時間が奪われちゃうのね(；´∀｀)
そうだ、せっかくだから疑問をぶつけてみよう。
『お友達はどうして事故にあったの？』
Kさんは待ってましたとばかりに語り始めた。
『仕事に自転車で向かっていたんだよ。そしたらトラックと接触して車の下に入り込んだらしい。』
ええっ (＠_＠;)！！
私の知り合いで同じタイプの事故にあって、そのまま帰らぬ人になったという例がある。
その時は家族の人でさえご遺体を見ることが出来ない程の惨状だったと聞いた。
お仲間はなんと運のいい人だ。
スピードが出ていなかったのかもしれないが…。
もう一つの疑問
『どういうお仲間なんですか？ご家族は？』
という問いにも
『サーフィンの仲間だよ。まだ独身で地方出身だから家族がいないんだよ。
だから仲間が代わる代わる付いていることになったんだ。』
となんだか嬉しそうに語る。
ここで素朴な疑問が湧いたのでぶつけてみた。
『へ～病院って家族以外の付き添いOKなんですね？』
するとKさんはちょっと叱責するように
『人の命がかかっているのにそんな事言っている場合じゃないだろ！』
え、…そう？
命がかかっているならなおさら地方から家族呼び寄せたりしないの(；´Д｀)？
