Kさん⑩仲間の交通事故1私は冷たい?
仕事をしている時間にKさんからの着信があっていた。
バッグの中でマナーモードに設定していたため全く気付かなかった。
折り返すととても暗く深刻な声で、更にため息をつきつつ
『仲間が事故にあって、今病院なんだ。手術室に入ってる。無事を祈ってて…。』
と言うではないか。
『もちろん、祈るよ!Kさんしっかりね!』
Kさんがすごく動揺している。
私は人としてちょっと冷たいところが有るのかもしれないが、言葉とは裏腹に(どうしてそんな大変な時に私にその事を伝えてきたのかな?)などと思っていた。
そんな冷たさにハッとして、Kさんも不安で仕方なくて、彼女(になったばかりだけど)の私にその気持を吐露したかったのだろうと解釈することにした。
それにしても今日は平日。
Kさん、仕事大丈夫?
仕事を差し置いてでも仲間の事を一番に想うって凄いことだけど、その方に家族は?
聞きたいことは色々と湧いてきたけれど、そんな事今聞くことじゃないよねと再び反省(-_-;)
数時間後、Kさんからラインが届いた。
『無事に手術が終わったよ!医者がもう峠は越えたって。
一緒に祈ってくれてありがとう。』
ごめんなさい、ホントにホントに冷たいかもしれませんが、この数時間すっかりそのお仲間の事を忘れて仕事をしていました。
そしてたった今このラインで思い出しました(;´∀`)