東京⑯600万じゃ足りないのよ~(;´Д`)
東京で婚活パーティーに参加していた少し前の私に、今(リアルタイム)の状況を想像することは不可能だろう。
このパーティー、遅刻した私を快く受け入れ…てくれたかどうかはわからないが優しく接してくれる関東の人々(男性)。
な~んだ、東京の人は冷たいってウソじゃん( ´∀`)
と思ったのだが次の人は違った。
次の人、それは白髪混じりのワンレングスボブで、でっぷりと太った人だった。
プロフィールには年収600万円、職業は塾の経営者と書いてある。
もちろん十分な金額だがなんだか物足りないと感じるのは、さっきから高収入の人が続いて感覚が麻痺しているのかもしれない(;´∀`)
50代後半かな?
こんなに年をとるまで一人で暮らしてきたなんて…と思ったら、40歳って書いてあるじゃん(・_・;)
オシャレさんの次では、この人かなり分が悪いよね(・_・;)
同情すらしてしまう。
そんな私の気持ちを知ってか知らずか、ワンレンさんは私のプロフィールを一瞥し
「は?◯県?は~あ?」
と不機嫌に黙り込んだ。
ムカッ(-_-)
あのさ、塾の経営者ってことは自分でも教えた事あるんじゃないの?
ってか、もしかして現役なんじゃない?
つまり生徒や親ともコミュニケーション取らないとならないんじゃないの?
さぞ流行っていない塾なんでしょうね(ー_ー)
と、心の中で嫌味を言っても溜飲は下がらない。
そんな態度で来られたらこっちだって無理に愛想よくする義理もないわい。
この時間にプロフィールでも埋めようかなとプロフィールカードに目を落とすと、当然ながらワンレンさんのプロフィールカードだった。
チッ(-_-;)時間も潰せねぇ。
だからと言って仏頂面の自分の顔を、(この会場のどこかで見ているかもしれない)これから会うかもしれない未来の夫に見せるわけにはいかない。今日の私の仕事を全うしようではないか。
気を取り直してワンレンさんを見つめてニコニコしてやった。
仕事仕事ニコニコ( ´∀`)仕事仕事ニコニコ( ´∀`)