東京⑬最初からいい人に当たったじゃん!
私が南口と新南口を勘違いしてしまったばかりに、友人まで巻き込んで遅刻して入った婚活パーティー。
司会者が説明をしている間にプロフィールカードを慌てて書きながらも、目の前に座っている最初の話し相手の視線を感じていた。
で、ほぼ何も書けないうちにアナウンスがあり、パーティーは始まった(;´Д`)
とりあえず名前と年齢と職業と住所(都道府県名)だけ書けたからいいやと自分を無理矢理納得させたりして。
「はじめまして^^」
目の前に座っているその人はとても優しく笑ってくれた。
しかも
「到着して早々大変でしたね。」
などと優しい言葉をかけてくれるではないか。
優しさは身に染みるが、一つ難点が。
ルックスが全く好みでないのだ(-_-;)
↑
ナニサマ
その優しい彼は、私のカードを見つめて固まった。
「えっと…住所が◯◯県っていうのは?」
だよね(;´∀`)?
「実は仕事で東京に来たんですが、本当の目的は婚活なんです。
やはりだめですよね(;´∀`)?」
するとこれまた優しく言ってくれた。
「いや~良いと思いますよ。ボクも地方出身だし。」
や、優しい…(つд`)
好みじゃないけど。
その人は他愛もないことをとても感じよく話してくれる人だった。
こんなところ来なくても相手は見つかりそうな気もするが、やはりルックス的な問題かしらね(・∀・)
何より一番好印象を受けたのは、司会者の合図で移動を告げられた時
「◯付けますね^^」
と言って席を立った事だ。
やった!よかった!
好みじゃないけど、無印は免れた…と思う。
私はその時思った。
「めぼしい人が誰もいなかったら、この人と…友達になろうではないか(;゚∀゚)」と。