東京⑥恥ずかしくないんだね(;゚∀゚)?
「これ、美味しいんだよ。食べてみてぇ。」
と差し出されたのは谷中生姜というものだった。
胡麻味噌を付けて食べるらしい。
もともとは谷中というところの名産だったとかなんとか説明されたが、あまり聞いていない(´・ω・`)
生姜自体は好きなんだけど、もっとガッツリしたものを食べたいんだよねぇ。
それより、長い葉っぱが付いたまま出されたことが気になり
「どうやって食べるんですか?」
なんて聞いてみた。
おそらく囓るんだということはだいたいわかっていたのだが…。
Mさんは
「こうだよ。」
と囓ってみせてくれた。
やはりそうかと納得したのだが、Mさんが食べ終えた..カス?のようなものをお皿に置いたとき、目を背けずにはいられないほどの汚さだった。
そんな汚いの、他人に見られて恥ずかしくないのかな(;´Д`)
ここで改めて思う。
食べ物をキレイに食べる人って、イイよね。
(・_・)遠い目
その後、Mさんの顔全体を見るのも、カスが残されたお皿を見るのも辛いので、自然と口元あたりに視線をやることになった。
そこで急に気づいた。
隣に座って間近で見ると、Mさんの唇が紫っぽいことに(;´Д`)
『ちびまる子ちゃん』のふじきくんを思い出した。
怖いもの見たさで目が離せず、ふじき…もといMさんの口元を見続けていたら
「ん?」
とMさんは小首を傾げ、広角を上げて微笑んだ。
ま、まさか私がMさんの口元に見とれているとでも思ったんじゃないでしょうね(-_-;)
無視しよ。
どの料理も量はちょっぴりだしおまけに高価だし(あくまでも地方都市基準の価格ね)、お腹いっぱいにならない。
あ~帰りにコンビニでも寄って帰るかな、なんて考えていたらMさんが言った。
「ねぇ~カラオケ好きぃ?」