Mさん⑬『経済力』は第一条件になり得ないらしい(-_-;)
KABAちゃんだと思ったらもうMさんとは思えない。
Mさんは会話の間にも
『うふふぅん?』
とか
『ええ~ん?』
みたいな相槌を打っているのだが、本人は気付いていないかもしれない。
それから1~2分軽く話して電話を切ったが、私がこの人と恋愛をする未来などあるのだろうか?
ってかMさん本当に恋愛対象は異性なの?
思い返せばプロフィールに書かれた年収に惹かれての始まりだったが、ここに来て気付いた。
一番必要なのは経済力ではない。
(季節外れだが)クリスマスツリーに例えるなら、「経済力」は数々のオーナメントになり得ても、モミの木そのものにはなり得ないのだから。
トップに飾る大きな星にはなり得るが、それでもモミの木がなければ輝かせることは出来ないのだ(-_-;)
婚活において、いや私にとってのモミの木とは一体何なのだろう。
そんな事を考えたところで今更遅い。
私達は会う約束をしたのだから。
写真を見たら全く好みのタイプではなかったから。
電話で話した感じが嫌だったから。
そんな理由で約束を反故にするということは、社会人としても正しくないと思う。
私がやられたらイヤだから(-_-;)
覚悟を決めよう。
そしてとうとう会う日がやってきた。
朝起きるとMさんからラインが届いていた。
『今から飛行機に乗ります。
待っていてね!』
返信しようかとも思ったが、既に飛行機は飛び立っているので
しなくても良いことにした(;゚∀゚)えへ