高収入さん㊺責任を負いたくないオトコ
高収入さんをほぼマンションの目の前の駐車場まで送っていくため家を出たところで、高収入さんの方から手を繋いできた。
わーい(*´ω`*)(心の声)
言葉は無くともこうして態度で示してくれるのが嬉しいじゃない。
ホントにもう、高収入さんったらツンデレ(・∀・)
カンタンに好きだとか愛しているだとか言わないのが武士道、日本男児というものよね。
と、高収入さんの術中にまんまとはまり、さっきまでの不満はすっかり消え失せていた。
コインパーキングの支払いをしながら高収入さんが言った。
「乗って。危ないから送ってあげる。」
え、だってほぼ目の前だよ(゚д゚)!?
な~んて言わないもんね(・∀・)ニヤニヤ
もっと一緒にいられることが嬉しいからもちろん乗っちゃう(*゚∀゚)
ほんの十数メートル車は移動し、マンションの前に停まった車の中で
チュウ♡
あら、中年男女のこういうのって気持ち悪い(;゚∀゚)?
でも私、幸せだから♥
車を降り際
「向こうからメールくださいね。」
と甘える私に高収入さんは素っ気なく言った。
「時間があったらね。」
え、もうそういう態度なの?
さっきまであんなに甘い時間を過ごしたじゃない(;´Д`)
私は思った。
さっき帰国日程をはっきり教えてくれなかった事に関しても、メール要求に対する答えにしても、これはツンデレと言うより
責任回避
ではなかろうか、と。