高収入さん㊸(35歳の)貞操の危機
「どうぞ(;´∀`)」
「ありがと」
と、それほどありがたい感じも出さずにお礼を言われた。
反応がないので心配になって尋ねた。
「どうですか?」
高収入さんはそっけなく
「こんな感じでいいよ。」
と言った。
あ、そうですか(;´Д`)
なに?
部下?
いや、今どきオフィスでもお茶は自分で淹れてるか。
試されてるの?
高収入さんと結婚したら、私は何かにつけて彼の評価を気にしながら生活していそうな気がする。
そして、なんだか女性(妻)を家政婦のように扱いそうな気配。
まあ何不自由ない生活をさせてくれるのなら構わないんだけどさ。
…させてくれるならね(-_-;)
お茶をグイッと飲み干して、コップをテーブルに置いた高収入さんは当たり前というように言った。
「さ、ちょっと膝枕して。」
えええええええっ((((;゚Д゚))))!!
「ひ、膝枕ですか?なんか恥ずかしい(;´∀`)」
私の言葉など聞いていないかのように、さっと私のふともも辺りに上半身を潜り込ませてきた。
ドキドキドキドキドキドキドキドキするんですけど~~~~~~~っ(;゚∀゚)=3ハァハァ!!
高収入さんは
「あ~気持ちいい。」
と言いながら目を閉じている。
きっと私の興奮をわかっている高収入さんは、面白がっているのだ(;´Д`)
私の膝をさすりながら
「落ち着く」
と言った。
なんとエッチなんでしょう(;´Д`)
しばらくそのままで目を閉じてじっと動かず、なんだか眠っているようにも感じる高収入さんだったが、ふいに目を開けて起き上がった。
いよいよ来るか???
35歳の貞操の危機!