Kさん226病院を勧められる
『もう疲れた』
私が投げやりに放った言葉に対し、Kさんは強い口調で
『はぁ?』
と返してきた。
一瞬ビクッとなったが、続ける事にした。
『私のことを何も知らないのに決めつけるところとか、否定さ…』
いつも通りあっさり遮られて
『マリコちゃんの事なにも知らないってなんだよ!
オレに話したことはすべてウソだったのかよ!
やっぱりそうだったんだよな、マリコちゃんはウソをついていたんだ。
離れているからオレがわからないと思っているんだろうけど、大体の事は想像できるよ。
疲れたってなんだよ。
自分ばかり苦労してるのか?
笑わせないでくれ。
マリコちゃんのわがままに付き合ったり、電話の時間を作ったりして仕事に支障を来すことになって、苦労してるのはこっちの方だ。』
(そんなこと頼んだ覚えはないと頭の中で呟いたら)
『そんなこと頼んでないとでもいうのかよ。
誰に聞いてもマリコちゃんの方がおかしいよ。
病院にでも行ったらどうだ。』
と頭の中を読まれていた(゚Д゚;)
被害妄想の強い人は想像力も半端ない。
捨て台詞のように
『電話切るからな。』
と言ったが
私がそれに対して何も言わなかったら、Kさんはもう一度
『電話を切るからな。』
と言って、数秒後に切った。
私が本当に病院に行ったら、Kさんのようなモラハラ男との別れ方…じゃないにしても、扱い方を教えてくれたかもしれない。
行っておけば良かったと今なら思う。