Kさん222重いメッセージ
正直私はKさんの生い立ちがいかに不幸であろうと同情の気持ちは芽生えないと思う。
私は冷たい人間なのかもしれないが、自分を犠牲にしてまで誰かを救うなどという気持ちにはなれないのだから仕方がない。
年末の助け合い募金活動みたいなのすら絶対に目を背けちゃう私にとって、誰かに手を差し伸べるのは、自分の心が安定している人がすれば良いと思うこと。
ま、Kさんのような人は、そんなしっかりした人に縋りはしないだろう。
むしろ、私のように、周囲には明るくふるまうけれど、全てにおいて自信がなく、威嚇されれば一瞬でオドオドと萎縮してしまうようなタイプを常に狙っているのだと思う。
自分の言いなりになりそうな人間を。
私はきっと、Kさんの嗅覚が見つけ出した獲物だったのだ(;´Д`)
何度もかかってくる電話をずっと無視していると、とうとうメッセージが届いた。
『今日はマリコちゃんと話せなくて辛かった。
そろそろ、ボクの生い立ちを話すよ。』
で、ここからは詳細を書く事ができないが、要するに
海外勤務の父親についていろいろな国に住んだ。
両親に愛は無い所謂仮面夫婦。
母親は精神面を患った(だから女性に対してとても優しくありたいと常々思っているので、私にもそう接しているとか)。
母親は依存心の強い人だったため、Kさんはいつも縛られていた。
母親は病気で若くして他界した。
全ては父親のせいだと思っているので、今でも許せない。
みたいな感じ。
Kさんは本当に長文が好きだ。
フォーマットでもあるのではないかと思うくらい、なかなかの長文。
いや、実際にあるのかも。
は~ずっしり(;´Д`)
メッセージの量も、私の気持ちも。