Kさん180不倫でもない限り
「仕事に間に合わないから先に行くよ。支払いは済んでるから好きなだけホテルにいると良い」
と言われた。
さらに
「●●駅にタクシーで行く」
と言うではないか。
ほうほう、昨夜は使わなかったタクシーを、朝は使うというのか。
朝の方が道が混んでいそうだけど。
と単純に驚いた。
そして
「私も●●駅に行くから乗せてって!」
と言っていた。
●●駅なら空港に行くのにとても便利な駅だ。
ゆっくりしてと言われたって、お化粧も済ませて今更お風呂でゆっくりと言うわけでもないし、ホテルに一人で特に用事もない。
何よりどこかで朝食を食べたい。
あ、もちろんこのホテルの朝食なんて高すぎてありえないから。
●●駅ならいくらでも朝食を選べられるはずだ。
私の申し出に、Kさんは決して歓迎する様子では無かったが、気づかない振りをした。
知~らないっと(;’∀’)
さて、私は勝手な考えで、ホテルの正面玄関にタクシーが並んでいると思っていたが、どうやらこの時期、この時間のタクシーは大人気らしく、少し待たなければならない気配だ。
Kさんはきっとイライラしていると思ったので、もうKさんを見ないことにした(゚∀゚;)
数分待ってタクシーがやって来た。
Kさんは運転手さんに駅の名前を告げて一安心したのか、また私の身体に触れ始めた。
「帰ったら何するの?」
仕事が溜まってます(-_-;)
「まさか他の男と会ったりしないだろうね?」
と痛いくらいに手を握って来た。
はぁ~( ´Д`)?
と一瞬呆れたが、私の気持ちは男性Aに揺れていた事を思い出した。
しかもつい昨日会っているというね(;´д`)
しかしまあ、地方で私のような十人並みのルックスで、しかも36歳って、不倫でもない限りそうそう出会いは無いから(-_-;)
だから
「(少なくとも地元では)そんな事ありえないから(゚Д゚)」
と堂々と言えることが悲しくもあるよね。