Kさん152今頃クリスマスの事を…
既に年も明けているというのに、なぜまだクリスマスの事を書く?
と思われても仕方ない。
だって終わらないんだもん(-_-;)
実は早朝に姉の家に到着して、あるミッションを遂行していたのだ。
それは、クリスマスプレゼント的なものを作る事。
モノを贈るとなるとある程度の金額をかけなければと思うし、だからといって何も贈らないというのもせっかくお付き合いしているわけだから、寂しい。
でもまだ交際期間短いしどうなるかもわかんないし。
で、考えた結果、ケーキを贈る事にした。
以前からKさんはチョコレートのケーキが好きだと言っていたのだが、たまたま仕事で知り合ったパティシエから
「絶対に失敗しないガトーショコラ」
という触れ込みで教えて貰ったレシピ。
それを早朝から姉の家で作って来たのだ。
渡さなければ!
私がガトーショコラを渡すというミッションをいつ遂行しようかとタイミングを計っていると
「それにしてもさ、マリコちゃんってカワイイよね。」
と、私を電話で怒鳴った鴇の事を話し始めた。
「結局夜になったけど、一生懸命電車を乗り継いで出てきてくれたんだからね。」
あ…またその話か(-_-;)
Kさんは私の弱いところをこれでもかとばかりに突いてくる。
他愛もない…と言うか、Kさん主導のちょっとイヤミを交えた話が続きそうだ。
私はというと、電車の乗り継ぎなどが心配だったので、自分から
「そろそろ(帰りたい)…」
と口にした。
Kさんも今日は異論がなかったようで
「そうだね。」
と立ち上がってくれた(;´Д`)ホッ
あ~もしかして、私は試されていたのかな…。
そんな事に今ごろ気付く私。
さっさと姉の家に帰ろうと思い、無理やり話題を変える事にした。
「あ、そうだ。これ」
どうぞ、とニッコリほほ笑んで、丸い箱(職場に差し入れられた、ちょっとオシャレな焼き菓子の空き箱を貰ってきた)をKさんに差し出すと
「え、何?」
ととても驚いた表情をした。
あれ、やばかった(゚Д゚;)