Kさん92ナメられるオンナ
私のコップが並々注がれているのを見て
「ほら、ここまで注いでいたらもう注ぎ足しには来ないだろ?」
と、さもオレ、頭良いみたいに言っているが、さっき
「彼の仕事を奪う権利がどこにある?」
と怒鳴っていたよね(;゚д゚)?矛盾しているよね?
とは、帰宅して落ち着いてから思い出した事で、この時はただただこれ以上怒られないように、強ばった口角をなんとか上げる事しか考えられなかった。
Kさんの満足そうな顔は見ないことにした。
「そろそろ行ったほうがいい、外で待ってて。」
とまるで自分の方が時間の心配をしているような口ぶりだ(-_-;)
それでもKさんの方が空港までの乗り継ぎや時間に詳しいのだから、ここは黙って任せるしかない。
とにかくやっと解放してくれるらしい事に安堵した。
店の外に出ると、いつもなら排気ガスとドブの臭いが充満していると思っているこの新宿が、なんとまあ開放感に溢れていることったら!
思わず深呼吸してしまうではないか( ;∀;)
そうこうしていると、会計を済ませて出てきたKさんが捲し立てるように私に言った。
「今会社から連絡があって、部下が問題を起こしたからすぐに戻らないとならない。
マリコちゃんも乗換の練習だと思って少しは頑張った方がいい。」
いや、だからさ、私は自分で行くから、早めに行動しようとしたよね(-ω-;)
部下の方、問題を起こしてくれてありがとう。
きっとあなたもKさんのハラスメントに耐えているのでしょう?かわいそうに。
な~んて、この頃にはもうKさんのウソ(ここでは部下が問題を起こした)にも慣れている私(^_^;)
要は空港まで送るつもりは端からなかったか、途中でめんどくさくなったか。
それにしても、田舎者の私を、飛行機に間に合うかどうかのギリギリまで引き留めておいて、その雑なウソったら(;´Д`)
本当にナメられたもんだわね。