Kさん58モラハラなのかな?
じわじわチクチクと怒られていると、やっと私たちの順番がやってきて席に案内された。
ランチメニューは少なく、本当は牛肉を食べたかったが一番高かったため、これをきっかけに何を言われるかという危険を回避するために一番安い鶏肉にしておいた(-ω-;)
Kさんは牛肉を頼んだので、なんだかわからないが安心した。
料理が届くまでもずっと私のミスを細かく指摘し、自分がどれほど細やかに人々に気を配って、それがいかに当然であるかという事を私に諭している。
「まずオレの周りには男女問わずマリコちゃんのような人は一人もいないね。」
というのだ。
まあ仕事柄そうかもね。
細かく指摘してくる人が多そう(偏見)。
あ、でも私の同級生、地方銀行に就職したけど、相変わらず待ち合わせの時間にはルーズだけどな。
なんてことを思い出して、これを口にしたら火に油を注ぐことになるんだろうという事を想像した。
いや、地方銀行と一緒にするなと鼻で笑われるかもね(;´Д`)
その他は、ただただ心を無にする訓練をしていたと言ってもいい。
嗚呼、結婚は修行だと誰かが言っていたっけ。
あ、まだ結婚どころかKさんとは本格的なエッチもしてないんだったわ(;´∀`)
てへへ
美味しそうな料理が届いたが、Kさんはまだ不機嫌なままだ。
目の前でKさんの不機嫌さをひしひしと感じながら、それでも美味しく料理を食べられるほど図太くもない。
だがあえて美味しそうに食べて、この重々しい空気を変えようとしたら
「よく怒られてそんなに食べられるね。」
と、また片方の口角が上がった。
仮に私が悪いのだとしても、こんなに皮肉を続けられるなんて、よほど怒っているのが好きな人なんだろうと変な事を考えた(~_~;)
「うん、美味しいから^^」
本当は味なんかしないけど、アホに徹するのが一番なんじゃない?と思いそうした(;´∀`)
振り返って見ると、どんなにKさんの行為がおかしいのかわかるし、今なら「どうしてあの場で言い返さなかったのか」とか「走って逃げればよかった」とも思うのだが、あの時はどうしようもできなかったのだ。
だから今現在でもその苦しみが続いていると言ったら、笑うだろうか、あきれるだろうか?
Kさんってモラハラ?かな、やっぱり(-_-;)