高収入さん57 生理だってば!
時間をかけて煮込んだビーフシチューだが、高収入さんは5分もかけずにさっさと食べ終えた(;´Д`)
まあ、オトコの人ってそういうとこあるよね。と諦めて、さっさとテーブルをキレイにすることにした。
洗い物をしている間にと思い
「コーヒーにしますか(^^)?」
と尋ねると
「いや…」
と濁された(*_*;
げ、またややこしい注文をするんじゃないでしょうね、と身構える私。
「片付けなんか後でいいからさ、こっちおいでよ。」
と優しい口調で言う高収入さん。
それは恐らくスキンシップを望んでいるように感じられた。
求められるのは嬉しいのだが、私は性格上汚れた食器を流しの中にためておくなんて事ができないし、何より今日は生理なので、あまり濃厚なスキンシップは避けたい。
「すみません、汚れ物あると気になるので、やっぱりさっさと洗っちゃいますね(^o^;!」
と遮り
「アイスコーヒーで良かったらすぐに出ますけど。」
と続けると
「あ~貰おうかな。」
と返ってきた。
アイスコーヒーを出して、洗い物を済ませ、高収入さんの隣に座ると
予想していたとおりだが、高収入さんが肩に手を回し、顔を近付けて来て…
チュウ をしましたとも・ω・
で、それ以上のことになりそうだったため
「あ、ちょっと待ってください(;゚∀゚)」
と止めると怪訝な顔をする高収入さん。
だが言わないわけにはいかない
「あの、今日…生理…なんです(;´∀`)」
高収入さんは照れる私にいつもの無表情でこう言った。
「だから?」
だ、だから(;゚∀゚)?って…。