エグザイルの誰か⑤~それを今言う?
ツチヤさんは、自分の離婚歴を私が認知しているということを知り、もう全てさらけだしてOKだとでも思ったのか、どんどん語り始めた。
それは最初に必要な情報だろうということを。
「子供もいるんっすよ(*´∀`)」
Σ(゚Д゚)
いや、私は(心では否定しつつ)もう序盤から「ナシ判定」だったのでどちらでも良いのだが、今後の為に教えてあげたい。
告白のタイミングって大事だよと。
「…お子さんとはどれくらいの頻度で会っているんですか?」
「いや~産まれたのは知ってるけど、妊娠中に離婚して一度も会ったこと無いから。」
そ、それはまた…(;´д`)
「会いたいですよね…?」
「や~、会ったこと無いから全く!」
そ、そんなもん( ゚∀゚;)?
ナシ判定なんだから色々聞いちゃおう。
「どうして離婚されたんですか?」
警戒されないように、ちょっと同情的な表情を作る事も忘れなかったが、心配は無用だったようだ。
とても楽しそうに語り始めた。
「最初の結婚が18の時で、相手が25だったんすけど、デキ婚なんすよ。妊娠中に
「ちょっとは大人になってよ!」
って言って出ていきました。それ以来一度も会ってないんで。まあ店は知ってるんっすけどね。」
彼の説明では、就職してすぐに先輩から連れて行かれたスナックで働いていた女性らしい。
「あ、だから養育費とかも払ってないんで、心配ないっす。」
いや、むしろ心配だから(;´Д`)
そして聞かずにはいられない。ゴクリ
「二度目は…?」