コレを嫉妬というのでしょうか。~ “あらゆる“嫉妬と戦いながら婚活するオンナのブログ 

友人()に彼氏が出来たことで嫉妬の炎が燃え上がり、結婚を決意したオンナのブログ

無職さん②とうとう私が養う立場に?

名付けて無職さんを紹介されたのは、フミヨちゃんが私に同情したからだ。

婚活で憧れの東京まで時間とお金をかけてやってきたのに、出会った相手はモラハラ男だったという悲劇の中にいる私が、あまりにも惨めだったのだろう。

だからと言って、いくらなんでも無職ってのは無いんじゃない?

私が養っていくという事かしら。

髪結いの亭主?(知らない?)

とりあえず話は聞くことにしよう。

無職さんはフミヨちゃんの元同僚で私と同い年だという。

その会社には大学卒業とともにSEとしてずっと勤務したらしいのだが、昨年あまりの激務に体調を崩したことがきっかけで、会社を辞めたのだとか。

わかる気がする。

私も若い頃に比べて疲労の回復が遅くなった。

遅くまでお酒を飲まないし、睡眠が足りないと翌日は仕事にならないので、翌日大切な案件を抱えていたりすると、できるだけ早めに寝るようにしている。
SEはどの業界も過酷だと聞く。
身体を壊すくらいしか、辞めるきっかけがなかったとしても不思議ではない。
しかし、36歳で無職か…。
フミヨちゃんは言う。
『無職さんは仕事が出来るし、なにより同僚からも慕われる人だったから、地元に帰ってもちゃんと生活できると思うんだよね。』
確かにコミュニケーション能力は田舎で生きて行くうえでかなり重要だ。
結婚相手ならなおさら。
『地元に帰って、仕事が決まるまでの間は何してるの?』
私の質問はいたって普通の事だと思うのだが、フミヨちゃんは少し黙った。
『…よくわからないけど、失業保険貰ってゆっくり過ごしてるんじゃないかな。〇県に来る時はぐるっと案内するから必ず連絡してって言ってたから、暇なんだと思う。』
ヒマ…(;´Д`)
いやきっと長年の激務からやっと解放されて、今は命の洗濯をしているに違いない。

『そういえば海の方に一軒家借りて住んでるらしいよ。』
とフミヨちゃんがおもしろそうに言った。
『え、地元が〇県だよね?』
という私にフミヨちゃんが
『そうなんだけど、昔からそういう生活にあこがれていたんだって…』
と答えた時、二人して、なんだか含みのある笑いをしてしまった。
憧れ…。
本当にそういう生活がしたいのなら、もっと南の方の離島に行っちゃえばいいのに。
なんてね(;´∀`)


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