Kさん137不幸を願ってる?
Kさんはどうして銀行で働こうと思ったのだろう。
銀行員になる前から細かい性格だったのだろうか。
銀行員になったからこそ、その細かい性格が活きているということだろうか。
『マリコちゃんはウチ(Kさんが勤務する銀行)に口座持ってる?』
と聞いてきた。
え、なに?(;・∀・)
怖いんですけど。
幸い(?)持ってないけど、私が口座を持っていたらきっと残高見ちゃうんでしょ?
「いや~地元の銀行2つと、取引先の指定で〇〇銀行と△△銀行があるよ。
あ、若い頃に友達のお付き合いで◆◆っていう銀行の口座作ったけど、全く動いてないから凍結かも(笑)」
Kさんが待ってましたとばかりに言った。
『友達は銀行(員)いるんだ!家族にはいないの?』
私の身内に金融機関で働いている人はいないのかと聞いているのだ。
言い方がなんとなく上からのようで気になったが、まあ気にしすぎもよくないかと思い
「…いるにはいるけど?」
と答えると、その金融機関名を聞いてきた。
なぜそんなことを聞いてくるのかと思ったが
「叔父さんが〇〇に勤めてて、従姉妹は△△だったかな。
あと他県なら何人かいると思うけど、名前をちゃんと覚えてないなぁ。」
と答えると、Kさんは片方の口角をあからさまに上げて言った。
『叔父さんと従姉妹、どちらも安泰とは言えない銀行だよ。』
…はい(゚Д゚;)?
『でもまあどちらかと言えば△△の方が大丈夫だよ。
潰れるときは〇〇の方だ。
叔父さんの方の口座、引き上げといたいいかもね。
ま、いくらあるか知らないけど。』
色々とディスられたのはわかったものの、叔父も従姉妹も、私自身が特に親しい訳ではないので無反応に徹することにした。
それにしても、毎回心がザワザワするわぁ(-_-;)