コレを嫉妬というのでしょうか。~ “あらゆる“嫉妬と戦いながら婚活するオンナのブログ 

友人()に彼氏が出来たことで嫉妬の炎が燃え上がり、結婚を決意したオンナのブログ

35歳の合コン⑧私も占ってもらいたくなった件

レイコちゃんは

 

「ちょっと占ってもらおうかな^^」

 

と、占い師のテーブルに置かれた椅子に手をかけた。

もらおうかな?って、もう椅子に座ろうとしてるじゃ~~~ん(゚A゚;)

 

占い師はとても痩せていて、地味なワンピース姿で、失礼ながら大変貧相な女性だった。

 

こういう人を見ると、占い師は自分の事を占うことは出来ないのだろうかと真剣に思う(*_*;

余計なお世話(´-`)

 

レイコちゃんが決めたのだからそれで良いのだろうが、その(外見の)人の占いを信じる事は出来るのか?

 

すぐに占いが始まった。

この占い師は手相と易占いのようで、テーブルに大きな虫眼鏡と筮竹があった。

 

まずは手相を見ながら言った。

 

「結婚線はありますが、今ではありませんね。あえて言うなら…5年くらい待ったほうが良いと思います。」

ほら、やっぱり信じられない(;゚∀゚)よね、レイコちゃん?

 

レイコちゃんから質問した。

 

「もう出会っていますか?」

 

「そうですね、あなたはご縁を大切にして仕事も成功してきた人ですから、気が付かないうちにそういう関係になっているかもしれませんね。」

 

そういう意味じゃないんだけど。

ってか大雑把だよね( ゚д゚)

 

核心に触れる答えが出ないので、レイコちゃんは自分から言った。

 

「実は今気になる人がいるんです。その人とどうなるか知りたいんですが。」

 

お、いよいよ筮竹か(^o^)?

と思ったら、占い師は紙とペンを出した(;・∀・)

 

「生年月日がわかれば教えてください。」

 

 「1976年…~~」

私は元カレのデータなど一切無いが、レイコちゃんはすらすらと言い切った。

あ、元カレ、若く見えたけど、意外と年上だったのね( ゚д゚)

 

占い師は何やら古びた教本のようなものを出し、それを見ながら書き始めた。

四柱推命のようだ。

 

「この方との相性は、残念ながらあまり良くありませんね。」

が~~~~~~ん…。

ってか、すごいストレートに言っちゃうのね(;゚∀゚)

 

「お互い家を守る運命です。

それから、あなたの性格が男ですね。

家の中に男は二人いらないから、結婚してもいずれ離婚することになると思いますよ。」

 

え、彼はともかくレイコちゃんは末っ子だよ(*_*;?

それに、こんなオンナの魅力満載のレイコちゃんが、性格が男って(;゚∀゚)?

当たらないにも程が有るよ┐(´д`)┌ヤレヤレ

 

それなのにレイコちゃんはなんだかスッキリしたように立ち上がり、歩き出した。

10分1000円(;´∀`)でキッチリ10分

 

「男って当たってる。

私、離婚原因がそれなんだよね。

私の方が男っぽいっていうか、男気があふれるっていうか、経済的にも私が支えてた感じがするの。」

ほうほう(๑´•.̫ • `๑)

 

「私は末っ子だけど、上の二人はほぼ家に帰ってくること無いし、私がお母さんを守ることになるだろうね。」

おおっ…((((;゚Д゚))))

当たってるのね?

あの貧相な占い師、当たってるのね(;゚∀゚)=3??

 

5年前の別れの際、別れた原因はレイコちゃんがシングルマザーであるという事だけではなかった。

ということを、今の占いで思い出したらしい。

 

つくづく結婚は、好きなだけじゃダメなんだということがわかる。

 

 

レイコちゃんと歩きながら、カザマさんからラインが来ている事に気付いていた。

気づいてはいたが、レイコちゃんが占い師から落ち込まされている時に、浮かれて話すのも気が引けたので、電車の中で読むことにした。

 

『こんばんはカザマです。

今日は会えて嬉しかったです。

 良かったら食事でもご一緒してください。』

 

なにこれ~~~?

紳士なの?紳士なのヾ(*´∀`*)ノ!

 

でも

 

こんなメッセージ書けるのに、なんであんなに会話がつまんないの?

はてはて(?_?)?

  
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